新型コロナ対策、研究と政策現場での6ヶ月~西浦博教授ロングインタビュー~

高等教育推進機構 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)が運営しているウェブサイト「いいね!Hokudai」に、感染症を対象に様々な数理モデルを用いた研究をしている医学研究院の西浦博教授(肩書は取材当時)のインタビュー記事が掲載されました。

いいね!Hokudai【クローズアップ】#122 新型コロナ対策、研究と政策現場での6ヶ月~西浦博教授ロングインタビュー~

新型コロナウイルスによる感染症COVID-19は今現在も終息することなく、日本だけでもこれまでに約26,000名で感染が確認されています。本学の西浦博さん(医学研究院 教授)は中国で感染症が発生した直後の1月上旬から研究を開始し、厚生労働省のクラスター対策班の一員としても対応にあたりました。

次々と発生する危機的な状況のなかでデータをかき集め、COVID-19の特徴を徐々に明らかにしていく。そしてそれは直ちに国や自治体の政策へ反映されていく。このような科学と政策のあわいにある感染症の数理疫学は、じっくりと取り組む科学研究、純粋で確実な成果を論文で発表する科学研究というイメージからは遠いかもしれません。しかし、応用重視のオペレーション研究と言われるような分野もまた研究の実際の姿です。

1月から現在までの研究の流れを、8月から京都大学へ異動する前に振り返って頂きました。

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