【2022年注目記事トップ10】リサーチタイムズで 今年もっとも読まれた記事とは?!

2022年も残りわずかとなりました。今年は北海道大学のどんな研究が注目を集めたのでしょうか。2022年1月~12月に掲載された「リサーチタイムズ」の記事の中で、今年もっとも読まれたTOP10をご紹介いたします。

リサーチタイムズ注目記事TOP10

まずはTOP3を紹介します。

1位:塩野義製薬との共同研究で創薬に取り組むー国産初の新型コロナ治療薬「ゾコーバ」承認(12/8 掲載)

第1位は、やはり新型コロナウイルス感染症関連のニュースでした。11月22日(火)、新型コロナウイルス感染症の治療薬として塩野義製薬の「ゾコーバ」が緊急承認制度に基づき、承認されました。この記事では、ゾコーバの開発に携わった北海道大学 人獣共通感染症国際共同研究所の研究者たちの声をお伝えしています。

人獣共通感染症国際研究所の抗ウイルス薬開発研究チーム(左から佐々木道仁 講師、佐藤彰彦 客員教授、澤 洋文 教授、大場靖子准教授) 人獣共通感染症国際研究所の抗ウイルス薬開発研究チーム(左から佐々木道仁 講師、佐藤彰彦 客員教授、澤 洋文 教授、大場靖子准教授)

2位:【Academic Fantasista 2022】今年度は22名の研究者が知の最前線を伝えます(8/26 掲載)

第2位は、北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、" Academic Fantasista(アカデミックファンタジスタ)"の情報です。この記事では、今年度参加する22名の研究者たちを紹介しました。リサーチタイムズでは、講義レポートも随時更新していきますので、合わせてぜひ御覧ください。

北海道新聞に掲載されたキックオフ広告 8月22日(月)の北海道新聞朝刊に掲載された今年度のキックオフ広告

3位:日本料理、昆布、そして歴史ある忍路臨海実験所(3/1 掲載)

第3位の記事では、札幌キャンパスから北西約50 kmにある忍路湾内に位置する北方生物圏フィールド科学センター 忍路臨海実験所を紹介しています。忍路臨海実験所長で北方生物圏フィールド科学センター 准教授の四ツ倉典滋さんは、北海道の沿岸から次日本の食卓に欠かせない昆布を守り、持続的に活用するために研究しています。映像「北海道大学 忍路臨海実験所~100年以上の伝統と地域に根ざした海洋研究~」もぜひ御覧ください。

北海道大学北方生物圏フィールド科学研究センターの忍路臨海実験所 北海道大学北方生物圏フィールド科学研究センターの忍路臨海実験所

4位~10位の記事は、以下の通りです。

4位:炭素結合の謎を解き明かす(3/7 掲載) 

5位:文部科学省「令和4年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」受賞者からのコメント(4/19 掲載)

6位:【動画公開】水産学部附属練習船「うしお丸」の命名・進水式を実施(4/26 掲載)

7位:サンゴの島の研究所が若者を魅了する理由と私たちがサンゴから学べること(1/26 掲載)

8位:【19日(日)まで】北大で伐採された木々の記憶を残す作品たちー「札幌の木、北海道の椅子展'21-'22」(6/17 掲載)

9位:【動画公開】知のフィールド #5 北海道大学 札幌研究林 札幌試験地(実験苗畑)「キャンパスにより添う創造の森」(4/8 掲載)

10位:好奇心を追求して生態保全の研究へ(5/13 掲載)


第1位は、新型コロナウイルス感染症関連のニュースでしたが、北海道大学らしいフィールド研究に関する取材記事も多くランクインしていました。ぜひこの機会に今年の出来事と研究を振り返ってみてはいかがでしょうか。リサーチタイムズでは2023年も、様々な現場に出向いて取材し、北海道大学の研究の魅力をお届けしていきます。


【創成研究機構/広報課 学術国際広報担当 川本真奈美】