本学の第一線の研究者が出張講義や大学訪問を通じて高校生に研究を伝える「Academic Fantasista(アカデミックファンタジスタ)」。今年度はコロナ対策を十分に行って、札幌近郊の高校等を対象に15名の教員が参加する予定です。この事業は、内閣府が進める「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと、平成24年度より実施しています。
今年度の活動が本格的にスタートしました。10月23日(金)、本学の教員6名が札幌南高等学校の1年生を対象とした進路講演会で、それぞれの研究内容等を紹介しました。各教室とも、難しい内容にも真剣に耳を傾け、積極的に質問する生徒達の姿が見られました。またアンケートには、「高校生にも分かりやすい講義で、ありがたかった」、「研究者に興味がわいた」、「自分の将来に不安があったが、お話を聞いて明確なビジョンを持つことができた」、「知らなかったことばかりで、興味深かった」などの意見がありました。
■Facebookでも講義レポート等を随時更新していきます。こちらもぜひご覧ください。
@Hokkaido.univ.taiwa
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- MRIの原理と診断法について話す
工藤教授 - AIによる画像診断について
解説する平田准教授 - 医師への道について語る
川堀特任准教授 - 人工光合成に関する著書を
プレゼントする三澤特任教授 - 模型を使って昆虫の体の仕組みを
解説する青沼准教授 - 環境と健康に関する調査について
質問を受ける小林特任講師
日時:令和2年10月23日(金)14:15-15:05、15:15-16:05
会場:北海道札幌南高等学校
参加生徒:1年生 合計約320名(1名あたり2講義選択)
■参加講師:
[順不同]
工藤 與亮 教授(医学研究院)「画像診断で認知症の早期発見を目指す」
平田 健司 准教授(医学研究院)「PETとAIを使ってがんの診断に挑む」
川堀 真人 特任准教授(北海道大学病院)「再生医療で脳を治す」
三澤 弘明 特任教授(電子科学研究所)
「夢のエネルギー人工光合成の実現に向けて」
青沼 仁志 准教授(電子科学研究所附属社会創造数学研究センター)
「昆虫が超高速の運動を生みだすカラクリ」
小林 澄貴 特任講師(環境健康科学研究教育センター)
「ヒトの身近な環境は健康に関係するのか?」
(総務企画部広報課 学術国際広報担当)