「いま学ぶアイヌ民族の歴史:先住民研究で世界をつなぐ」アイヌ・先住民研究センター 教授 加藤博文
北海道の先住民族であるアイヌの人々の歴史を研究している加藤教授は、11月8日(水)に札幌国際情報高校で講義し、礼文島などの遺跡で発掘した道具や種子から、アイヌ民族の文化や、当時の海外との交易ルートなどがわかってきたことを解説しました。アイヌ民族のように国家を形成しない社会は世界中にあり、日本にも多様な歴史があると知ることが大事だと話しました。生徒たちは、発掘された石器や土器の実物に触れながら受講しました。

日時:2023年11月8日(水)13:20-14:10、14:20-15:10
会場:北海道札幌国際情報高等学校
参加生徒:2年生 44名
(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)
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北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(Academic Fantasista)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に31名の教員が講義を実施しています。2023年度の参加教員はこちら。
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