10月28日(月)、札幌日大高校にて、出張講義を実施しました。当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。
「大学・大学院での専門と就職とキャリアデザイン」高等教育推進機構 特任講師 川上あき
なりたい将来像と現在の自分を分析する方法についてお話しいただきました。段階的に目標を設定する考え方や、「なぜ?」という気持ちから広げて深めていく考え方、高校までの学習・大学での研究が社会でどのように役立つかなど、これから生徒たちが進路を決めるにあたり、意識を高めることにつながる内容でした。参加した生徒からは「今まで不安だらけだった将来が少し楽しみになった」「高校の時に取り組んだ方がよいことなどを聞けてよかった」、「自分がどういう人間なのかを理解して、周りと比べ過ぎず自分に合った方法で勉強に集中できる環境作りを進めていきたい」など、前向きな感想が寄せられました。

また、川上先生と共に講義を行った公共政策大学院修士1年生(当時)の青森涼平さんの話を聞いた生徒たちからは、「実際に大学院生から話を聞き、やっておけばよかったことなどを実体験をもとに聞けてよかった」、「大学や将来を身近に感じ、進路について深く考えることができた」などの感想が寄せられました。

日時:2024年10月28日(月) 13:40~14:50
会場: 札幌日本大学高等学校
参加生徒:1年生 139名
(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)
アカデミックファンタジスタとは?
北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(Academic Fantasista)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に29名の教員が講義を実施しています。2024年度の参加教員はこちら。
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