【北海道大学の研究成果が商品に!過去最多の70品目以上が登場――「きたキッチン」で北海道大学フェア開催中】

<写真>きたキッチンオーロラタウン店で店頭に並ぶ北大ブランド認定商品

北大ブランド認定商品が店頭に並ぶ「北海道大学フェア」が、きたキッチンオーロラタウン(札幌市)で4月9日(水)~4月15日(火)まで開催中です。今年は過去最多の約70品目が店頭に並び、バラエティに富んだラインナップとなりました。北海道大学の農場で育った酒米を使用した北海道大学純米酒「奥智」や、北海道大学が独自に改良した「北大ラズベリー」を使ったマドレーヌなど、初登場の商品も多く販売されています。

北大ブランド認定商品は過去最多の70品目以上が並ぶ(撮影:広報課 広報・渉外担当 長尾美歩)北大ブランド認定商品は過去最多の70品目以上が並ぶ(撮影:広報課 広報・社会連携本部 長尾美歩)

4月9日午前10時、札幌市中央区大通西2丁目の「きたキッチンオーロラタウン店」では、開店と同時にたくさんの人が訪れ、商品を手に取っていました。

人気急上昇中の「北大ラズベリー」

「北大ラズベリー」は、北海道に自生する野生のキイチゴと海外産のラズベリーを掛け合わせて、病気に強く風味の良い新たな品種として北海道大学北方生物圏フィールド科学センターが研究開発しました。

北海道大学で研究開発された「北大ラズベリー」(写真提供:産学・地域協働推進機構)北海道大学で研究開発された「北大ラズベリー」(写真提供:産学・地域協働推進機構)

今回、北大ラズベリーを使った商品は、「札幌マドレーヌ本舗マドマドレ」などを運営する株式会社HYKと共同開発した「米粉のまどれーぬ ラズベリー」のほか、株式会社ベリッシモの「北大の実り ラズベリーシリーズ」からクランチチョコ、クリームサンド、ラズベリーパイが初登場しました。どの商品も、北大ラズベリーの特徴である香りの高さと甘酸っぱさを生かした風味豊かな味わいです。

北大ラズベリーを使ったマドレーヌが新登場(撮影:長尾美歩)北大ラズベリーを使ったマドレーヌが新登場(撮影:長尾美歩)

産学・地域協働推進機構の七尾佳菜さんは、「昨年の北海道大学フェアで北大ラズベリーを使った商品が登場して以来、問い合わせが増え、新たな商品が生まれました。口いっぱいに広がるラズベリーの香りや味わいを楽しんでいただきたいです」と話しました。

数量限定生産の北海道大学純米酒「奥智」にも注目

北海道大学の農場で育った酒米を使って作られた純米酒「奥智」(撮影:長尾美歩)北海道大学の農場で育った酒米を使って作られた純米酒「奥智」(撮影:長尾美歩)

北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの農場で育った酒米「彗星」を使用した純米酒「奥智」は、来年創基150年を迎える北海道大学の記念事業の一環として、札幌の酒造・日本清酒株式会社と共同開発で誕生しました。「彗星」を使用した純米酒は数量限定生産のため、この機会にぜひお試しください。

北海道大学純米酒「奥智」の製造過程で生まれた酒粕も販売(撮影:長尾美歩)北海道大学純米酒「奥智」の製造過程で生まれた酒粕も販売(撮影:長尾美歩)

また、「奥智」の製造過程で生まれる酒粕も同時に販売されています。フェア期間中には、酒粕から作った甘酒の試飲提供も行われています。

初登場の「北大ガゴメ」カレーとリゾット

新登場の北大ガゴメを使ったレトルトのカレーとリゾットも人気(撮影:長尾美歩)新登場の北大ガゴメを使ったレトルトのカレーとリゾットも人気(撮影:長尾美歩)

北海道大学水産科学研究院で養殖技術が開発され、粘り成分が多く、生育期間が短いため安定供給が可能となった昆布「北大ガゴメ」をつかったレトルト商品「北大ガゴメのカレー」、「北大ガゴメとホタテのリゾットの素」も初登場しました。リゾットを試食した女性は「レトルトだけど優しいお味ね」と笑顔を見せていました。

毎年大好評の北大短角牛も(撮影:長尾美歩)毎年大好評の北大短角牛も(撮影:長尾美歩)

北海道大学フェアではこのほか、静内研究牧場で飼育された「北大短角牛」など、多くの商品が販売されています。試食が可能な商品も数多くありますので、様々な商品を通じて、北大の研究成果をぜひ味わってください。

※北大ラズベリー、北大ガゴメは北海道大学の登録商標です。

甘酒の試飲や試食コーナーも充実(撮影:長尾美歩)甘酒の試飲や試食コーナーも充実(撮影:長尾美歩)

【広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門 齋藤有香、長谷川亜裕美】