【Academic Fantasista 2024】北海道登別明日中等教育学校にて出張講義を実施

12月18日(水)、登別明日中等教育学校にて、出張講義を実施しました。当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。

「ナノテクノロジーが拓く新しい電池」理学研究院 准教授 小林弘明

電池の発展と、ナノテクノロジーを用いたこれからの発展についての講義でした。小林先生は、まず、今までに開発された蓄電池と現在主流となっているリチウムイオン電池について、ノーベル賞を受賞した3人の科学者の仕事を具体的に解説されました。今後の発展については、ナノ粒子を用いた電池の開発・研究といった先生の研究分野について詳しく話されました。今後の展望や、その研究がどういった効果や貢献を成していくのかについて、詳しく知ることができました。

小林先生

受講した生徒たちからは、「普段の授業で習った内容の、その先の研究内容について知れてよかった」「普段当たり前のように使われているスマートフォンやコンピュータなどが、最先端の技術に支えられていることを再認識した」などの感想が得られました。

日 時:2024年12月18日(水)①13:30~14:20 ②14:30~15:20

会 場:北海道登別明日中等教育学校

参加生徒:3・4回生(中学3年生~高校1年生)①10名 ②5名

(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

アカデミックファンタジスタとは?

北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(Academic Fantasista)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に29名の教員が講義を実施しています。2024年度の参加教員はこちら

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