【ACADEMIC FANTASISTA 2025】小樽潮陵高校の生徒に見学講義を実施

<写真:工学系広報室提供>

11月10日(月)、小樽潮陵高校の生徒が工学研究院を訪れ、講義と研究室の見学をしました。高校から当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。

「量子ビームで古今東西の不可視世界を覗く」工学研究院 准教授・ディスティングイッシュトリサーチャー 佐藤 博隆

原子の中には、中性子という電気を持たない小さな粒子が存在します。佐藤先生は、加速器を使って原子核の中にある中性子を取り出し、中性子ビームとして文化財や食品、リチウムイオンバッテリーなどさまざまなものに照射して、対象を切らずに内部を可視化する研究をしていることを紹介しました。また、この技術が医療や宇宙開発分野にも利用されていることなども説明し、実際に中性子ビームを作っている北大構内の加速器施設を見学しました。生徒からは「現在、進路で迷っていて不安も多かったのですが、量子ビームの世界と、その幅広さを認識できて、自分の進路に希望がみえました。見たことのない機械や、世界を見ることができて、学びへの関心がより深まり、より良いものを掴めた気がしました」、「実際に研究室を見せていただき、貴重な経験ができました。講義をしていただき、その後、見学する流れだったので、とても分かりやすく楽しかったです」との声が聞かれ、学びへの関心や進路に関する考え方が深まった様子でした。

見学の前には座学を実施見学の前には座学を実施
佐藤先生の解説を聞きながら中性子ビーム実験施設を見学
佐藤先生の解説を聞きながら中性子ビーム実験施設を見学佐藤先生の解説を聞きながら中性子ビーム実験施設を見学
見学講義に参加したみなさんと見学講義に参加したみなさんと

日時:2025年11月10日(月)13:30-15:30
参加校: 北海道小樽潮陵高等学校
参加生徒:2年生 15名

(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

アカデミックファンタジスタとは?

北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(ACADEMIC FANTASISTA)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に31名の教員が講義を実施しています。2025年度の参加教員はこちら

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