【ACADEMIC FANTASISTA 2025】札幌北高校にて出張講義を実施

11月25日(火)、札幌北高校にて、出張講義を実施しました。当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。

「漸化式を使って様々な現象を数式にしてみよう」 電子科学研究所附属社会創造数学研究センター 教授 長山雅晴

講義では、「単位時間あたりの変化量は流入量と流出量の差である」という基本原理を元に、様々な現象を漸化式で表すことを学びました。人口の増減の予測や感染症流行モデルについて、どんな要因を考え、どう数学的に処理を進めるのか順を追って説明していただきました。数理モデルづくりの流れを体験しました。漸化式とは別に、セル・オートマトンモデルという、隣り合うセルとの簡単なルールで複雑な現象を再現する手法を、渋滞現象を例として実習で学びました。渋滞防止策をモデルから見いだすなど、社会での有用性をも理解できました。講義後、生徒から感染症流行モデルをより現実に近づける方法についての質問がありました。身の回りの現象を数理モデルにすることの奥深さを実感した様子でした。また、高校数学にどう取り組むべきか尋ねる様子から、大学での学びへの意欲の高まりを見て取ることができました。回答の一つ、「字をきれいに書く練習を」には笑いが起きました。

長山先生

日 時:2025年11月25日(火)15:40-17:00
会場:北海道札幌北高等学校
参加生徒:1-2年生  20名

(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

アカデミックファンタジスタとは?

北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(ACADEMIC FANTASISTA)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に31名の教員が講義を実施しています。2025年度の参加教員はこちら

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