【ACADEMIC FANTASISTA 2025】小樽潮陵高校の生徒に見学講義を実施

12月3日(水)、小樽潮陵高校の生徒がアイヌ・先住民研究センターを訪れ、講義と研究室の見学をしました。当日の講義レポートが届きましたのでご紹介します。

「いま学ぶアイヌ民族の歴史:先住民族と文化的多様性」 アイヌ・先住民研究センター 教授 加藤 博文

加藤先生は、アイヌ民族の歴史を通して先住民族と文化の多様性について研究しています。講義では、本州と北海道や沖縄の歴史観の違い、アイヌ民族の起源や固有の文化、先住民族の権利保障の在り方について、発掘活動や、海外の事例などをもとにお話しいただきました。毎年8月に行っている礼文島での発掘調査で出土した土器や海獣の骨で作った道具などの貴重な資料も実際に手に取ることができました。 受講した生徒からは、「アイヌ民族や北海道の歴史を学び、国家や民族の定義を問い直す視点を得た。国家形成について、常識を更新できた。北大の広大な環境や講義体験に刺激を受け、受験勉強への意欲も高まった。文化継承の課題を若い世代が担う必要性を感じ、世界や民族への関心をさらに深めた」などの感想がありました。

生徒たちへ解説する加藤教授徒たちへ解説する加藤教授
左 右

加藤教授の解説を受けながら実際に資料を手にする生徒たち加藤教授の解説を受けながら実際に資料を手にする生徒たち

日時:2025年12月3日(水)13:10ー14:40
参加校: 北海道小樽潮陵高等学校
参加生徒:2年生 11名

(広報・社会連携本部 広報・コミュニケーション部門)

アカデミックファンタジスタとは?

北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生などに伝える事業、「アカデミックファンタジスタ(ACADEMIC FANTASISTA)」。内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」の一環として、北海道新聞社の協力のもと2012年から継続的に実施しています。今年度は北海道の高校等を対象に31名の教員が講義を実施しています。2025年度の参加教員はこちら

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